おすすめの名曲5曲目は、「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)」です。
「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)」は、1978年11月14日にリリースされたクイーン(Queen)の7作目の公式アルバム「ジャズ(Jazz)」に収録されている曲で、翌年1974年にシングルカットされました。
作詞・作曲はフレディ・マーキュリーです。
「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)」は、”売れ線”の軽快な曲で、後の「アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー(I was born to love you)」と非常に通じる(似ている)ところが多いです。
セールス的には、イギリスで9位、オランダで14位などチャート入りし、ヒットしましたが、なぜかアメリカでは86位という結果に終わっています。
この曲では、ピアノのバッキングを前面にフューチャーし、軽やかなポップス仕立てのアレンジがなされています。ギターソロまでギターパートがないのも、逆に音を薄くして軽快さと歯切れの良さを出そうとしたと思われます。
近年再発された収録アルバム「ジャズ(Jazz)」のボーナストラックの「with long-lost guiter」と名付けられたバージョンで、ギターバッキング付きのバージョンを聴くことができますが、個人的な意見としても、ギターバッキングは、やはりない方が良いと思います。まだ、途中段階のものなのでしょう。ギターソロも異なっていて完成度としては低いものとなっています。
この曲は、1979年のヨーロッパ・ツアー・ライブの音源をまとめた、クイーン(Queen)最初のライブアルバム「ライヴ・キラーズ(Live Killers)』でも聞くことができます。
日本のCMで「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)」は、1990年代にはノエビアとコスモ石油、2000年にはダイハツのムーヴ、2006年にはキリンの清涼飲料水NUDA(ヌューダ)と何度も使用されています。
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